body&mental care support diary

心と体のバランスを大切にするブログ

「レビー小体型認知症」

<レビー小体>

これは、実際はいないのに人が見える「幻視」や眠っている間に怒鳴ったり奇声を上げる異常行動が起こるもの。手が震え、小刻みに歩行するパーキンソン症状も見られる。

頭がハッキリしたりボーッとしたり、日によって変動するのが特徴。

<原因は>

脳の神経細胞の中に「レビー小体」という異常タンパク質魂が大脳に広く拡散すると認知症を起こす。

ただし脳の萎縮な無い。

<主な症状と進行度>

「認知機能障害」

注意力散漫、物が歪んで見える、始めは記憶障害があまり目立たない。

「認知機能変動」

時間帯、日により頭の聡明差がある。

よく理解出来たり、極端に理解力判断力が低下。

「BPSD(行動心理状態)」

幻視→見えない物が見える(錯視)ともいう。

睡眠時異常行動→怒鳴ったり叫んだりする。

抑うつ症状→気分の浮き沈み、意欲低下。

「身体面の症状」

パーキンソン症状→無表情、筋硬直、小刻み歩行。

自律神経症状→血圧、体温や内臓の働きが不調。

<対応のポイント>

椅子からの立ち上がりや階段は手摺りを使用。

躓き易い物を置かない。

つまり、転倒に注意するという事。食べ物も呑み込みにくくなるので、食事は前屈み姿勢をとらす。

刻み食や、トロミなど調理を工夫する。

<まとめ>

レビー小体認知症は分かりにくいと言われており、もしかしてと思う方は下の表でチェックするべし。5個以上該当するならレビー小体認知症の可能性があるということになるが…

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