body&mental care support diary

心と体のバランスを大切にするブログ

「正義感の強すぎる人」

<その特徴は>

様々な職場において、多かれ少なかれ存在する正義感が強すぎる人。

正義感の強すぎる人の特徴は…

「人との約束と時間は必ず守る」

「ウソはつかない」

「不正を許せない(小さくても)」「リーダー格」

「自分は良い事をしている」

「他人からの批評は気にしない」

「常に正論を言う」「責任感がある」

「自分にも他人にも厳しい」など。

又、周囲の模範となって高く評価されることがあるが、小さな事でも正論を振りかざすので、融通が利かないという欠点もある。

だから、正義感が強すぎる人は必ず規則を守る。

<分かり易い事例を挙げると>

正義感が強すぎる人のエピソードで分かり易いのは…
「店で貰ったお釣りぎ多くと後から気付いても返しに行くべきだ」と意見する。

「店内で騒いでいる客に注意する」

バスや電車などで座っている若者に「高齢者に席を譲るべきだ」と言う。

映画の感想をSNSで見つけて「まだ見ていない人へ配慮が無いから消せよ」とコメントする。

まあこのくらいは見逃してもいいが、単に価値観の違いにも出しゃばる人が居たら正直ウザい。

<正義感が厄介な場合>

正義感が強すぎる人の心理は、そもそも何が正義なのかはっきりと決まっていない。

人によって正義の定義は違うから当然だろう。

厄介なのは、正義感が強すぎる人は自分の考えが絶対的に正しいと信じている事。

そうなると、ルール上決まったことを守らない、或いは自分とは違う考えの人には「相手が間違っている」のだと批判する。

相手が上司でも、間違っていると思えば自分の意見を貫き通し、上司や周りを困らせている事や社内の雰囲気が悪くなる事には無関心。

<大事なのは>

社会生活において、適応力や臨機応変、協調性や譲歩は時として大事な事。

自分の考えを優先して意見を変えない。

<正義感が強すぎると>

正義感が強すぎる人は頑固で困難を極めるタイプ。

自分も規律を守っているのだから、相手にもきちんと守らそうとする。

どんな不正でも見逃したくないのだ。

だから、正義感が強すぎる性格は、強すぎる正義感が仇となって、協調性がないという風に見られる事があるので注意が必要。

つまり、職場で疎外される可能性がある。

正義感が強すぎる人は、正義感が大いに歓迎される職業、危険を省みず人命救助を行う消防士、犯罪者を取り調べる警察官、信用第一の銀行員、規律が厳しい学校の教員が向いている。

<多数派の常識で対抗>

自分の考えが正しいことを正当化し、法律や世論などを持ち出し弁が立つ。

話をしても長引くだけで正論で負かされがち。

だから、普段はサラッと受け流せば良い。

だがこちらの主張を通したい時も出てくる。

この手のタイプと1対1で対峙し理路整然と話しても、言葉巧みな弁舌に言いくるめられ論破される。

周りの人を取り込んで1対多数で話をして、多数派の考えがその場の常識となる様に説得すると効果的だ

これは、正義感が強すぎる人が何事も常識で考えるから、多数派の常識に屈服せざるを得ないという状況を作りだしている。

<まとめ>

もし、あなたの周りにこの様なタイプの人が居たら多数派で対応するべし。

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