<およそ誰でもそうだろう>
人は誰でも嫌な事や危険なことに巻き込まれたいと思わないし、リスクを冒さない。
そして、殆どの人は自分に関係ない事について見て見ぬフリをする。
<正義感が強いのは>
そんな時、他人の悪事を注意できる人は素晴らしい。正義感が強いのだ。
ただ、あまりに正義感が強すぎると些細な事でも正論で攻撃される。
そんなに怒らなくても…と思いたくなる。
正義感が強いことは良い事だと思う。
だがしかし、度が過ぎるのでないかと周囲の人が思っていることに本人は気付いて無いのだ。
「過ぎたるはなお及ばざるが如し」だろう…
知り合いに規律の厳しい金融関係の会社に勤める者がいるのだが…
その知人は、曲がった事が大嫌い。
小さな悪でも見過ごせない性分が、自分には、その規律正しい会社に向いているのだとか。
<ある日のこと>
ある時、正義感の強い知人は忙しい部署に異動になり、有給の取得条件が厳しくなった。
その時、知人は…
「有給休暇は労働者が自由に取得できる権利です」「有給休暇の取得理由を提出させるのはプライバシーの侵害ではないですか」
と上司に食ってかかったそうだ。
そう、彼の主張は正しい、「私用の為」これだけで良いと私も思う。
ただ、食ってかかるのは良くない。
「悪意」ある言動と取られても仕方ないだろう。
<言葉は慎重に>
上司への言い方、言葉は選ぶべきだと思う。
普通の人なら親戚の冠婚葬祭など最もらしい口実を言って有給休暇を取るだろう。
その知人は、自分以外の事でも…
「その発言は〇〇さんが嫌な気持ちになるだろっ」
「それはパワハラだろが」
などと発言するそうだ。
<まとめ>
彼は「皆のためを思って」という正義感から指摘しているのだが、周りから見たら、言う程の事でもな無いだろうと、温度差が生じている。
こちちまで気まずくなるし、何というかこの場合、正義感が強すぎる人と言えるのではないか。