職場には、様々な性格や人柄をの特徴を持つ人が居るが、自分を過信している人はどうか。
ここで、過信に関係している言葉を考えてみる。
「自信」や「慢心」がある。
自信と過信、慢心の違い…
自信というのは自分の能力を信じる事で、これは自然に生まれてくるものでは無い。
自信を生み出すのは過去の経験、それも成功体験が大きく影響しており、実際に成功を経験する事によって自分の能力を信じる事に繋がっている。
これに対し、過信は経験への裏付けが無い。
ある程度の自信はあっても自分はそれ以上出来ると思えるような経験が無い。
つまり、経験に裏打ちされた自信ではなく、根拠のない自信を「過信」と呼んでいるのだ。
そして更に慢心は、経験に基づいた自信はあるものの、その自信を過度に評価しており、おごり高ぶった状態の事だ。
共通点は、過信も慢心も、自信というものを的確に判断できていない状態と言える。
自信と過信、慢心の違い、これらの比較をまとめると、その意味の細かい違いは
自信→自分の価値や能力を信じること。
過信→自信を持ちすぎること。
慢心→心の中で自分を自慢する。おごり高ぶる。
仕事を覚え、こなせる様になり自信が持てる様になると、どうしても過信から慢心へと心の気持ちが動く。
この落とし穴に気付かない人も少なくない。
特に負けず嫌いな性格で成り上がりたい人は、気を付けるべきで、むしろ謙虚になるほうが(謙虚さを忘れずにいる)好感が持てる。
