最近、肌寒い日も増え、ようやく秋の訪れか?と思う様になった。
季節の変わり目には気温や湿度の低下によって、肌も敏感になりがちだ。
なんでも秋は「秋の肌枯れ」とも言われる程、夏のダメージが遅れてやってくる要注意な時期らしい。更に最近は、マスクによる肌荒れもある。
肌のトラブルは様々で、ある調査によれば、最も多いのは痒みで、8割以上の人が悩んでいるらしい。
肌の痒みは一時的な肌荒れや不調が多い。
そして、その陰に命にかかわる病が潜んでいる事もあるという。
誰でも皮膚にかゆみを感じることはあるが、恐いのは慢性的な炎症だ。
よくある虫刺されから、思い違いで肝機能が低下していた…
単なる乾燥やスキンケアの原因が分からなければ、いよいよ体の内部からの病気を疑うべきだ。
皮膚ではなく、臓器の不調や病が、皮膚に表れる事があるからだ。
黄疸と痒みは肝臓病か…
痒みの病気で特に多いのが、肝臓疾患。
ウイルス性の肝炎や肝硬変、お酒の飲み過ぎによる肝機能の低下など肝臓になんらかの異常がある事が疑われる。
痒みが肝臓疾患由来かどうかを見分ける1つのサインは黄疸がある。
肝臓、胆嚢、膵臓などの癌、肝炎、肝硬変、胆管炎などで黄疸が出ると、激しい痒みが起こる。
その他、血液検査では肝臓の数値に異常がなくても、実は脂肪肝で、肝臓に負担がかかっていたというケースがある。
自分もほぼ毎日晩酌をするので肝臓だけに肝に命じておかねばならないと思う。
そんな事を考えながら改めて秋の訪れを感じるのだった。
