body&mental care support diary

心と体のバランスを大切にするブログ

「日本でゴミ収集員になった元世界王者」

<元プロボクサーの半生>

この話は素晴らしい、本業として同じ仕事をする者として誇りに思う。

ふと目にしたネットニュースだった…

山中慎介にも挑戦、日本でゴミ収集員になった元世界王者に海外注目「同情はいらない」と題し、元WBC世界フライ級王者マルコム・ツニャカオさんの第二の人生とは…と言う記事。

元世界王者の異例のセカンドキャリアに注目が集まっているみたいで、ボクシングのフィリピン人元世界王者が日本でゴミ収集業に従事する異例のセカンドキャリアを過ごしているという。

<元世界王者の再脚光>

現役時代はWBC世界フライ級王座を保持し、2013年4月にはWBC世界バンタム級王者、山中慎介氏に挑戦したボクサーとしてフィリピンメディアが報じている。

そういった理由で、世界のベルトを巻いた選手が再脚光を浴びているそうだ。

フィリピンメディア「スピン」は「ボクシングの世界王者が今やゴミ収集員に、そして、それをとても誇りにしている」という見出しで記事を掲載。

<以下、記事の内容>

「真正ジムに所属した13年4月には山中氏に12回TKO負けの後は、兵庫県神戸市に住み、ゴミ収集員としてセカンドキャリアを送っている」

「ボクシング界には、キャリアの最後に悲惨な人生を過ごす転落の王者がいるという涙の物語に溢れているが、マルコム・イーグルアイ・ツニャカオのような過ちを犯してはいけない」

「元WBC王者が日本の神戸という町でゴミ収集員という謙虚な生活を送っていたとしても」

といった具合で、プロ35勝(20KO)3敗3分けのツニャカオさんについてこう触れている。

しかし、本人は…ここから大事、素晴らしい。

「これは立派な仕事、自分としてはこの仕事に満足しているし、家族のためにここで頑張って働いているんだ」と言及した。

さらに「ここではゴミ収集員も人気があるんですよ、ゴミ収集車を見ると、みんな喜ぶんです」

「水をプレゼントされたり、お金をいただくこともあります」「今朝はコーヒーとパンをもらいました」と語っているという。

<まとめ>

これを受けて同メディアは「メッグン・シンスラットを7回TKO勝利で倒し、22歳で世界王座に君臨した興奮の日々とはかけ離れてしまった」

「だが、この男に同情する必要はない」と記載。

日本で過ごす元世界王者の充実したセカンドキャリアが、母国でも注目されているようだ。

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