body&mental care support diary

心と体のバランスを大切にするブログ

「遊びのつもりが賭け事に発展する恐れ」

先日、社内で賭け事をする従業員が複数居るという内部告発を受けた。

管理職と現場職と両方兼ねる自分としては、先ずは彼らの声を聞き慎重に対応せねばならない。

どうやらトランプのゲームの様だ。

ただし、証拠が不十分で具体的にいくら賭けているのかわからないしトランプで何のゲームをしてるのかも分らない。

だが賭け事をしているとタレコミが入った以上、社長に話が行くまでに解決したい。

また、違法性や違法の場合どのような法律が適用され、どのような罰則になるのかも教えなければならない。

他の従業員達も薄々感じながらも気に掛ける様子も無かったとの事。

会社側にも罰則等が適用されるのか、どのような法律になるのか…

緊急ミーティングにて早速議題にあげて、半ば尋問の様な嫌な空気の中、話し合う。

会社の就業規則にもよるが通常会社の就業規則ではお金をかけて行う賭博行為は公序良俗に違反する行為として解雇理由の対象になる。

使用者と労働者双方を対象とする両罰規定は不適用。

公営ギャンブル以外の賭け事が法律で禁止されている事は社会人として多くの人が認識しているわけで、しかしながら友人同士で少額ならば、お金を賭けたトランプやマージャンをしてもいいんじゃないかと考える人が殆どだろう。

例えば、友人との賭けトランプで5000円負けたAが居るとして、法律違反だから無しと主張したら恐らく喧嘩になる。

だが結論から言うとAが友人にお金を支払う必要は、法律的には無い。

賭け事はお金だけでなく友人関係も壊す。

「ただの遊びのつもりが、気づいたら賭け事になっていた」なんてことがないように気をつけるべし。

職場内で賭博をした者は50万円以下の罰金または科料に処される。

賭博は行為者自身の動作により、また行為者の動作とは無関係に、不確定な偶然の事情にかかっている結果により勝敗を決し、これに関して財物を掛ける事。

偶然の事情には当事者または第三者の能力が結果に影響を及ぼす場合でも偶然性に依拠していれば賭博となり、野球や相撲、ゴルフ等のスポーツもこれに該当する。

また、客観的には既に確定している事情も含まれるので、スポーツの勝敗が決まった後にその結果について金銭を掛けることも賭博となる。

少額の賭け麻雀であっても金額の多寡にかかわらず、金銭は「財物」に該当するそうだ。

また、財物を掛ければ賭博となるので、現実に財物を提供したかどうかは問わない。

優勝チームを予想して金銭を掛けた時点で賭博となり、仮に優勝チームを当てた社員に掛金が交付されなくてもよい。

従ってどのサッカーチームが優勝するのかを予想して金銭を掛ける行為は賭博となり、賭博行為をした社員は刑罰を受けることになる。

では何がOKなのか…

一時の娯楽に供する物を賭けたにとどまる時には処罰されない。

軽度な価値しか持たないものは刑法が対象とする財物ではない。

例えば、ジュースや昼食をおごるといった程度は「一時の娯楽に供する物」になる。

ゴルフで昼食を賭けるのは処罰の対象では無い。

ミーティングでは賭博に参加した社員に対し、スポーツで金銭を掛ける行為は賭博に当たり、処罰の対象となることを説明し、今後は職場内で賭博をすることを即時に禁じた。

今後、会社の指導に従わず、賭博を続ける社員がいれば、懲戒処分を検討されるだろう。

そういえば昔、私の友人がお金を賭けてトランプのポーカーをしたのだと。

 1回勝ったら100円のルール。

友人はお酒を飲みながらポーカーに没頭し、一晩で5000円も負けてしまう。
 翌日、酔いから冷めた友人は勿論、賭け事は法律違反だと知っていたので、昨日の負けの5000円は無しだと相手に言い切る。

当然相手は勝手なこと言うなと怒ってしまう。

一晩で5000円もの賭け金になるような場合、十分に刑法上の賭博罪に該当すると考えられ、民法上も公序良俗違反(民法90条)として、契約自体が無効であるとも考えられるのだ。
純粋な法律論でいえば、賭け事は1円でも「賭博」に該当すると考えられ刑法 第185条には以下のように記されている。
 『賭博をした者は50万円以下の罰金又は科料に処する。ただし、一時の娯楽に供する物を賭けたにとどまるときは、この限りでない。』
この条文の「賭博」というのは、おおむね「偶然の勝負に関し財産上の利益を賭けてその得喪(とくそう)を争うことと」と解釈されており、1円であっても、「財産上の利益」であることには変わりなく、偶然の勝負に関して得喪を争えば「賭博」に該当すると考えられる。
 もっとも、条文の但書にあるように「一時の娯楽に供する物を賭けたにとどまるとき」は、「賭博」に該当したとしても、刑事罰が下されません。この点、1円とか100円程度であれば、一時の娯楽の用に消費される程度の少額の金銭であると考えられるとして処罰の対象にはならないとする学説もある。
ただ、いくらから処罰の対象になるかというと、明確な基準があるわけではない。

一般人の基準を念頭において、少しでも高いと感じるような賭け事には、手を染めないほうが賢明だ。
賭博は1円でも違法になるので気をつけるべし。

賭博は1円でも「賭博」には該当すると知っておく。

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