body&mental care support diary

心と体のバランスを大切にするブログ

「コロナ関連の専門家の見解」

<命を守れるかは兆候次第>

外出自粛やテレワークの影響でコロナ太りや体力の低下を感じている人は多い。

こうした不調や体の変化が、実は大きな病気の兆候の可能性があるのだ。

専門家によれば、自分の命を守れるかどうかは、その兆候に気づけるかどうかにかかっているそうだ。

私もこれに同感だ。

<息切れやむくみ>

体が助けを求めるサインとは。

日本で新型コロナウイルスへの感染が確認されてから、1年半が経ち、最初に述べた通り、外出自粛やテレワークの影響でコロナ太りや体力の低下を感じている人は非常に多い。

息切れやむくみは、心不全や狭心症など心疾患の初期症状の場合がある。

巣ごもり生活は心疾患リスクが高まり、生活サイクルが変化した事により、そのサインを見落とす人が増えているのだそうだ。

気をつけるべき事は、心臓だけでは無く、脳の病気で、リスクも懸念されている。

この両者に共通するのは血管の詰まりが原因。

日本人の主な死因は、多い順に、「ガン」「心臓疾患」「肺炎」「脳疾患」心臓も脳も、血管の病は動脈硬化が進むことが要因。

巣ごもり生活はそのリスクを高める要素が非常に多い。

<心臓と脳の病気「超初期症状」一覧>

少しでも以下に当てはまる場合は、迷わず病院へ行き、受診するべし。

<心臓>

「狭心症」

ちょっとした動作の後や安静時にも冷や汗や動悸息切れなどが15分続くが、休んでいる内に治る。

「心不全」

手足のむくみ、冷えで靴がきつくなったり指輪がはめられなくなった。

咳が出たり、階段や坂道での一時的な息切れと疲労感がある。

「心筋梗塞」

運動をしていないに胸の中心あるいは左側に鉛の塊をのせたような重苦しさが30分以上続き、冷や汗、吐き気、呼吸困難、激しい脈の乱れがある。

「動脈解離」

部位によって痛みを感じる場所が違う。

胸部大動脈解離では背中に、腹部大動脈解離では腰から背骨に沿って、腸管動脈であれば腹部に猛烈な痛みがある時。

<脳>

「脳梗塞」

まぶたの下垂、片方の手足や顔半分の麻痺や痺れ、ろれつが回らない、言葉が出ない、相手の言う事が理解できない、ものがが二重に見える、視野が欠ける、体のバランスが取れず自転車に乗れない、料理の手順がわからないなど。

「くも膜下出血」

激しい頭痛、稀に視覚障害も起こす。

<食生活の変化も重症リスクの一つ>

巣ごもり生活は感染リスクを下げて体を守る筈の行動だが、食生活の変化は、別の重病リスクを上げてしまっている。

運動不足になるのに行動が制限されている為、食べる事が楽しみの一つになり、間食が増えたり、普段より高カロリーのものを多く摂ってしまう。

食べ過ぎは体重の増加に加え、高血圧やコレステロール値の上昇を招き、動脈硬化の原因になる。

<受診する事も立派なコロナ対策>

病気のリスクが上がっているにもかかわらず、発見できる機会は減ってい おり、巣ごもり生活の為、受診を控える人が多い。

定期的に病院に通ってチェックしていれば未然に防げるはずの病気が、見逃される。

実際、心不全を起こして即入院になったケースや、久しぶりに検査をしたら動脈瘤が予想以上に非常に大きくなっていたケースなど、受診を見送ったことにより重症化してしまう例は少なく無いのだそうで、この兆候に気づかないまま、さらにコロナに感染した場合、重症化のリスクが格段に上がってしまう事が最も恐ろしい。

<まとめ>

専門家のこれまでの報告によれば、コロナに感染した人はもともと循環器の病気だったという割合が大きく、こうした患者は感染後、重症化しやすく死亡率も高くなる事もわかっている。

循環器に疾患があって動脈や脳血管がすでに狭くなっている人は、コロナ感染による血管障害や血栓症の影響をより受けやすいことが理由の一つにある。当然、他の感染症でも同様のリスクがあるものの、心臓や血管に直接感染する可能性があると考えられているコロナでは、さらに影響が大きいといえる。

言い換えると、循環器病の兆候に早く気がつく事が重要で、予防や治療をする事はコロナ対策にも繋がる。

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