<ガサガサは楽しい>
川に入り散策しながらガサガサをする。
野鳥の声を聴きながら、秋の虫の声を聴きながら。
突然生息地を荒らされる水生生物達は困惑するだろうけどガサ入れを行う。
突然草むらをガサガサされ、追い出される様に待ち構える網に入ってしまうのだから、茫然とするしかないだろうと考えると魚には申し訳なく思う。
でもこちらは何が潜んでいるのか、何も居ないのか、想像以上のものが現れる事もあったりして、これだから楽しくてやめられないのだ。
<ガサガサで捕れる水生生物>
小川の茂みの中には、魚やカメなどが身を隠しているし足元の水中の石をめくると、カゲロウの幼虫やヤゴなど様々な水生昆虫が見つかる。
細い溝でも、アメンボやメダカ、エビや貝など、意外なほど生き物たちが見つかり、特に水門など水が溜まっている場所では、川魚もいる。
沼や池は、水深があるので浅瀬の狭い茂みや岸辺の岩の周りを観察する方が良い。
ザリガニやヤゴ、メダカなどが見つかる。
<ガサガサのコツ>
「茂み」「水草」をタモ網ですくう。
ガサガサは、水草の中に身を潜めている生き物の捕獲か基本、茂みの下へタモ網を差し込んで、そっとすくい上げ、網の中の水草を揺らしてみる。
「待ち伏せ」をする。
タモ網で生き物を追いかけても、当然なかなか捕まえるのが難しいのでタモ網は動かさずに待ち伏せて生き物が油断してタモ網へ入ってくるのを待つ。
「追い込む」
広い場所で生き物たち逃げ場が多い時、行き止まりの狭い場所へ向かって、だんだん追い込む。
又は、固定したタモ網へ周りから足や棒を使って追い込んで行く。
<マナーを守って楽しむ>
楽しいが最低限のマナーを守ってこそ本当に楽しめると言える。
危険な場所や立入禁止区域などに入らない。
田んぼ畑など、農作物の近くで採取しない。
もちろん所有地に無断で入らない。
国定公園など保護区域では、採取しない。
他に自治体により保存地域、保全地域などの指定のある場合は採取出来ないので気を付ける。
保護生物など、自治体により保護指定されている生き物は採取しない。
<まとめ>
その生き物が何なのかその場で調べる癖をつけておくと良い。
ブラックバスなどの特定外来種、駆除対象生物は飼育が禁止されているし、販売が禁止されている生物は、保健所に確認する。
カメなどは、禁止されている場合がある。
営利目的での生き物の展示は、自治体の許可が必要だし、たとえそうで無い場合でも、持ち出すことが禁止されている。
飼育には、自治体の許可が必要な動植物があるから確認する事を忘れない。
【ガサガサ】動画 https://youtu.be/fjqGEhJ2opM
【ガサガサ】動画 https://youtu.be/CZXXZGYnLYs
【ガサガサ】動画 https://youtu.be/VMC8Nfp9nQQ