<コサギの行動>
ダイサギやチュウサギはゆっくりした動きで餌を狙うことが多いが、コサギは潮だまりや浅瀬などを機敏に走り回りながら魚を採食する光景がよく見られる。
また、コサギはパドリングという水中で脚を小刻みに震わせて、その振動に驚いて出てきた魚などを捕食する動作をよく行う。
餌の取り方をじっくり観察してみよう。
痙攣したように足を震わせて、魚を獲る姿、この姿を良く見かける。
まるで感電したような足の振るわせる動作だ。
<パドリング中の足>
パドリングは振動で驚かせて、出てきた魚を獲る という流れだが、驚かせると普通、魚は逃げて散ってしまう。
でも魚が餌を求めて群れる音をパドリングで醸し出し、後は静かにして餌を求めて自分に近づく生物を捕食している。
<まとめ>
ゆっくりと差し出す足を、水面下でと小刻みに震わせる姿は…
一歩踏み出しながらブルルル…
また一歩出してはブルルル…
アンコウの提灯のように餌を釣る。
静かにひっそりと観察していると、全く気付かず、段々こちらに近づいて来る。
獲物狙いに集中しているのか…
複雑な人間社会で生きる自分にとって、生きる力を至近距離で見させて貰ったとても貴重な時間だった。
【コサギの捕食】動画 https://youtu.be/srDS8xzdoE8