body&mental care support diary

心と体のバランスを大切にするブログ

「運転免許更新を終えて」

<運転免許の更新>
先日、有給をとって免許の更新に行ってきた。
残念ながら更新後は、ゴールド免許から青色免許に降格。
軽微な違反を一回だけ犯していた為、講習時間も1時間あった。
帰りに献血もして帰って来たので、お酒も我慢して、その日は大人しくして終わった。
<10数年振りにゴールド消失>
ゴールド免許とは、運転免許証の更新時点で、過去5年間無事故無違反を達成した優良ドライバーに与えられる有効期限記載欄が金色の帯で飾られたありがたい運転免許証だろう。
その特典は多岐に及び、先ず有効期限が5年と長いく、講習時間が30分と短い。
そして、更新手数料が300円安く、これが一番お得の任意保険料が1割程度安く、これが一番有難い。
他にもメリットは、更新時に警察署でも手続きができ、なんと言っても、免許センターの視力検査の大行列に並ばなくていいメリットは大きい。
そんなゴールド免許が私の場合、2年前の一旦停止義務違反でキズが付いてしまった。
逆にあと少しでゴールド達成なのに軽微な違反で泣かされる方も多いだろう。
そこからの5年間はまた修行の始まりとなる。
<違反をしない様にするには>
経歴30年のあるトラックドライバーから学ぶ、ゴールド運転免許への道。
その無事故無違反の為の心掛けとは。
1:スピード違反。
年齢を重ねると、嗜好の変化、経験により、スピードを出したらどんなものかもわかり、スピードに対する好奇心は減り、燃料の無駄や事故や取り締まりのリスクが高過ぎると思えて来る。
スピードに関しての心掛けは「制限速度を超えてもプラス10km/h以内に抑える」こと。
ただし、速度超過を推奨するものではない。
10km/h以内の超過でも捕まる事はある。
通学路などの「ゾーン30」では30km/hを厳守。
道路によっては、殆どが制限速度をオーバーしており、完全な制限速度で走るとかえって迷惑になるという区間さえある。
各道路には「最高速度」とは別に、「実勢速度」というものがあり、その指標として「85パーセンタイル値」が使われる。
速度分布において下から85%の「標準的だが、やや速めのクルマ」が出している速度である。
つまり、上位1~2割といった、突出して速い速度で走らないよう心掛ければ捕まるリスクは減る。
粋がって先頭を切って走っていると、オービスや覆面パトカーの取り締まりに遭いやすい。
2: 一時停止違反。
目的地に早く着きたいというのは人間の生存本能、冷静に理性を保って法規に従う事。
バイクの場合は一旦片足を着く必要がある。「
「止まれ」を「止まりたくない」のは、「目的地に早く着きたい」という人間の生存本能、生きる欲求、ごく自然な感情で、それゆえに皆が守りにくいのかも知れない。
しかし、感情とは別に、交通システムは法規で運用されている。
法規に従わなければ交通秩序は成り立たない。
法律では歩道を車が横切る時にも一時停止の義務があり、コンビニの駐車場などからノンストップで車道に出ようと、たとえ歩行者がいなくても、車道のクルマと衝突する恐れがある。
「このまま行けば衝突する」という2つの物体の動きを「コリジョンコース」という。
田んぼの真ん中の見通しのいい十字路で謎の衝突事故が起こる現象と同じ意味だ。
積極的に速度を落とすなどしてタイミングをずらし危険回避すること。
3: 落とし穴に注意。
右折禁止、Uターン禁止、一方通行、時間帯通行禁止などルールが多い。
右折禁止の標識が樹木の枝で隠れて見えにくいなど、地元以外の人が初めて通ると違反に陥りやすい箇所に限って取り締まりをしている。
交通法規はわかりやすく公平でなければならない。
<事故を起こさない様にするには>
事故を起こさない、事故に遭わない心掛け。
1:運転は理不尽との闘い。
脇道から車や自転車、歩行者の飛び出し、動物の飛び出し、異様に遅い車、工事、冠水など、突然の進行妨害に、急ブレーキを踏まなければ事故に至るというタイミングぎあり、運転とは集中力や反射神経、無理難題、理不尽との闘いである。
直ぐに対応出来る様な「防衛運転」をする。
ルートはなるべく大通りを選択し、高速道路では密集せず空いている所を走る。
混合交通というのはクルマ、大型車、バイク、自転車、歩行者などの移動主体が各々自分の目的地に向かって突き進んでおり、動線が交錯、運転のレベルや安全意識も人それぞれ。
はなから交通ルールを守らない人もいる。
だから、他人の運転や行動を信用してはいけない。例えば、夜中の交差点で信号に従ったクルマと信号無視のクルマが衝突するという事故が時々起こる。従って、信号が青でも、交差点に入る時は横からクルマが来ていないか、確認してから入る。
2:譲り合いの難しさ。
対向車にパッシングで右折を譲られて右折したら、対向車の脇からバイクがすり抜けて来て衝突したという「右直事故」がある。
道路での譲り合いはなかなか難しい。
非情に思われても法規どおりに運転する。
3:ルート選びはなるべく大通りを行く。
抜け道は一般的に塀や生垣など視界を遮るものが道路に近く、飛び出しなどの発見が遅れる可能性が高いからだ。長年のうちには差が出てくる。
4:高速道路では密集しない。
人間には、ほかの車を見てスピードを合わせてしまう癖がある、多重事故で密集した状態で落下物や事故車両があると皆が避け切れない。
他人の運転につられず自らの速度調節をして、なるべく空いている所を走り事故の確率を減らす。
5:市街地での車間距離。
市街地やロードサイド店舗の多い道路を乗用車で走る場合は意外に車間距離は短めが良い。
横から道路に入ろうとする車に隙を与えない為。
<まとめ>
急がない運転のコツ。
早く目的地に行きたがるのは人間の生きる欲求だが、交通法規はそれを抑制する方向に向いている。だから、欲求に抗って法規を守ることは、どちらかといえば難しい。
待てない運転はダメな運転だと頭に入れる。
速い運転も、スローな運転も両方出来て、しかも車や感情を完全に制御できる人を目指す。
相手の性格を見極める事。
人は歩いていても、すれ違う人の性質や性格を一瞬で読み解きたくなる。
道路交通も同じで、相手との間合いが大切となり、相手がどういう運転をするのか予測できてこそ、対処ができる。
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