body&mental care support diary

心と体のバランスを大切にするブログ

「猫の気持ち」

<猫飼いは散歩が無いから楽?>
獣医さんが言うに、犬は暑い時、すぐに水を飲んだり涼しい場所に移動する。
猫はというと、酷暑でも暑さよりもお気に入りの場所を優先するらしい。
そして熱中症になるらしい…
猫との暮らし、大変だなと時々感じる。
確かに、猫は自立心が強く、病気も犬に比べると少ないので、忙しい人でも飼いやすい。
ただ、猫の性格にも個性があり、甘えん坊でたくさんコミュニケーションが必要だったり、寂しがり屋だったり、子猫の時はたくさん遊んであげないとだめ。
楽そうだなという理由で猫を迎えると、迎えた後で後悔する事もあるかも知れない。
<猫との暮らしで楽な部分>
猫の楽なところはこんなところ、猫と暮らす上で、楽だと感じる部分は、散歩へ連れていく必要がない。
犬は定期的に散歩へ行く必要があり、猫の場合、散歩は必須ではない。
猫を飼うのは楽という考えの根底はこれにある。
基本的には部屋の中で過ごさせて問題ない。
ただ、最近は猫を散歩させる飼い主もいる。
猫は自分で毛の手入れをするのでシャンプーをしなくても臭くならない。
つまりシャンプーをする必要がなく、定期的に入れるとしても年に2〜3回で十分だろう。
 猫は病気が少ない、犬に比べて先天的な病気や遺伝が関係する疾患が少なく、また運動神経も良い。
だから骨折や靭帯が切れるなどの怪我もあまり無く、高齢になるまでは病気知らずの猫も多いと聞く。
<躾はできない生き物>
犬は集団生活をしていたが、猫はそもそも単独行動をする生き物で、集団で生活する犬や人の様に周囲との協調を大切にし周りの顔色を伺い、うまく折り合いをつけて共存しようとする事が苦手。
つまり、犬は躾られる。
昔から単独生活をしている猫は、協調性という概念が無いので周囲に合わせる必要も感じない。
基本的に躾をして猫の行動を変えるという事は出来ないと思っておく方が良い。
<猫との暮らしで大変な部分>
家が荒れてしまう、これは避けられない。
猫は本能の赴くままに生きる為、その本能的な行動の中で、私達の生活に大きな影響を及ぼすのが爪とぎ。
これは猫の正常な行動なので、抑制出来ない。
爪とぎボードなどを使ってくれれば良いが、壁紙やカーテン、ソファなどでされると家具がボロボロ。
他には、抜け毛がたまり、衣服や家具が毛だらけになるのも避けられない。
コロコロなどを使い頻繁に掃除する必要がある。
<インテリアの制限>
一般的な観葉植物の中には、猫に対して強い毒性を持っているものがある事はあまり知られていないそうで、代表的なのがユリ。
非常に強い毒性を持ち、少しの花粉が口に入るだけで、命に関わるような事態に陥ることもあるという。
他にも様々な植物が毒性を持っているため、猫の健康を考慮すると植物を室内に飾る事はしない方が良い。
猫は棚の上の置物を当然のように落とすので、壊れやすい雑貨や細かい物も置かない方が良い。
<猫のトイレ事情>
トイレの躾は必要ないが、猫がトイレを気に入らない場合、使わない時があり、特に使用済みのトイレを嫌う為、こまめに掃除をする必要がある。
トイレに問題がなくても、マーキングのためにあえてトイレ以外の場所でする行動をとる。
猫の尿は他の動物のそれよりも濃くて臭いが強いので、毎日掃除しないと家の中にアンモニア臭が染み付く。
<寝ていると起こされる>
猫は薄明薄暮性の為、朝方に猫に起こされたり、明け方に野生のスイッチが入り走り回る事もしばしば。
猫を飼っている人は必ず経験する。
飼い主が休日でも定刻になると声をあげたり顔を舐めて起こしに来る。
長年、人と住んでいると人間の生活リズムに慣れるが、子猫のうちは飼い主が睡眠不足になる時がある。
<猫にも遊ぶ時間は必要>
そんな猫だが、手が掛からないからといって全く相手にしないとストレスや運動不足になる。
特に1歳までの子猫時代はたくさん遊んであげる事。
猫じゃらしのような先が左右に動くおもちゃが一番好まれるのではないかと思う。
忙しくても1日15分は遊んであげるべし。
<猫はストレスを感じやすい>
猫は環境の変化を嫌う動物で、引越しや来客などで大きなストレスを感じ、体調を崩す時がある。
猫の健康を考えると、一緒に旅行へ連れて行くことも難しいし、無理して旅行へ連れていった結果、体調が悪化する事もあるので、旅行へ行く際はペットシッターやホテルを利用する方が良い。
<家猫は果たして幸せ?>
何故、猫を外に出さなくなったのかは、外だと病気や事故の心配が当然ある。
社会性のある猫たちは外に出て、他の猫とコミュニケーションをとり、猫の集会みたいなことも行い、いろいろな刺激を受けちょっと冒険遊びもして、昔の猫たちは外の暮らしもまんざらではなかったらしい。
ただ、近所の庭の花壇や畑が荒らされたり、排泄されたり、猫同士の喧嘩、盛りの時期は、スプレーと言って臭いおしっこがまかれ、猫を飼っていない家庭には迷惑がかかっていた。車の下に潜り込んだり、道路を飛び出し、交通事故の心配にあったり、猫同士の舐め合い、噛み合いから病気を移されたり、ノミやダニの問題、それらが運んでくる病気にかかったり、と問題は多くあった。
だから外にいるよりも屋内で暮らさせてあげたほうが健康で長生きし、近所トラブルにもならないと意識が変わっていった。
<猫の為に出来る工夫>
私の飼い猫は家猫でもなく外飼いでもない、理由は出来るだけ自由な猫生を送って欲しいからだ。
家の中だけでは、刺激が少なくて、広い世界を経験できなくて可哀想だと考えてしまう。
一生、外に出させない場合、家族に出来る事は、楽しい毎日を今人間も実行中のStay Homeで過ごさせてあげる事に尽きるのではないか。
猫のために出来る工夫を考えてみると良い。
猫がストレスを感じずに家内で過ごさせるには…
1.トイレを花壇くらいに大きくし、綺麗にする。
2.ゆっくり休める場所、隠れる場所を確保。
3.登れる場所を準備する。
4.一緒に遊ぶ時間を確保。
5.頭を使わせると猫は張りいるので、頭を使って猫生を楽しませられる様におやつなどを使って何かトリックを教えるのも楽しい。
<まとめ>
躾の必要性がない猫は、基本的にトイレも自然に覚え、食事も自由に摂取する。
社交的な猫になるための注意点はあるものの、犬の様にトレーニングをしたり、躾教室に通わせたりするような事はない。
 【猫の動画】https://youtu.be/zsG2dqd_du0