<再現度高すぎ>
高校生が折り紙で作った紙作品が、すごいことに…
紙を折って、動物や乗り物など、いろいろな形を作り出すことができる、折り紙。
世代問わず楽しめるため、近年では高校や大学で学生が折り紙サークルを立ち上げるケースもあり、複雑で迫力ある作品も多く生み出されている。
2024年6月18日、兵庫県神戸市にある『灘高等学校』の折り紙サークル『灘校折り紙サークル 折ON』が、Xに投稿した、ある作品が話題になる。
文化祭で出展されたその作品は、普段よく見かける、身近なものを1枚の折り紙で再現したという。
<食パンの袋を閉じるやアレ>
食パンの袋を閉じる留め具は、普段の生活でお馴染みの物。
調べたら、正式名称は「バッグ・クロージャー」というらしい。
制作した同サークルのサークル長、折り紙えもんさんがこのバッグ・クロージャーを折ろうと思った理由は、いつも折り紙で何を折るか考える時に、母に何を折ってほしい?とよく聞いていだそうだ。
大抵、母の希望は難しすぎたり、逆に単純すぎたりするが今回は「バッグ・クロージャー」といわれたのでやってみようと思ったのが事の経緯らしい。
<バッグ・クロージャーを折ってみると>
意外と凹凸が多くて難しい、これを完璧に折ってみたくなる。
作品単体を折るのにかかる時間は、30分くらいだが、この作品にたどり着くまでの総合計時間は10時間くらいだった。
今回の作品を作ったのは、母親の発案がきっかけだったという、折り紙えもんさん。
一見するとシンプルな作品ながら、完璧な形にするまで6~7回も試作を重ね、かかったのは、なんと10時間。
<発想が天才>
投稿は拡散され「すごい!発想が天才」「まずなぜこれを折ろうと思ったのか」「謎に完成度が高くて笑った」などの声が寄せられたという。
折り紙えもんさんの次回作は、折ること自体は簡単だけど発想が面白く、見た人がクスッと笑えるような作品を折っていきたいそうだ。
<まとめ>
手先の器用さだけでなく、探求心や柔軟な発想力を感じられる作品に、多くの人が心をつかまれただろう。
今後、どのような素敵な作品が生み出されるのか、同サークルの活動にも注目が集まりそうだ。