<避難の際は何に気を付けるのか>
専門家によれば、台風の避難の時に気を付けるポイントとしてNGな服装や役立つグッズなどがあるという。
台風から避難する時、先ずその服装でやってしまいがちな実は危険な服装がある。
どんな服装なのか…
台風避難の3つのポイントを押さえる。
<大切な物は2階へ>
先ず、家を出る前が重要で、大切なものは2階や高い所へ移動。
気を付けるポイントは、台風はある程度進路が事前に予想出来るということ。
これは、浸水や停電が起きることを想定して事前に準備出来ることがあるからだ。
写真や保険の書類など、避難所には持って行きにくい大切なものは、家の2階や家具の高い所へ。
チャック付きの保存袋に入れておくと、尚良い。
<火災を未然に防ぐ>
そして、避難前には、戸締まりやガスの元栓を閉め、さらにブレーカーも落とすこということが重要。
そうすることによって火災を防げるからだ。
2019年は、台風15号によって、千葉県の房総半島を直撃を受け長期間の停電が解消された後、住宅火災が頻発、浸水や雨漏りで配線が傷つき、電気が通った際にショートして発火する通電火災が原因とみられた。
つまり、ブレーカーを落とすことが重要となった。
<どんな格好が良いのか>
続いては、服装、台風の避難時に避けた方が良いポイントヲ2つ。
長靴は浸水した道を通ると、中に水が入ってきて重くなり、その重さで脱げてしまう危険があり、脱げてしまうと大変危ないので、履き慣れたスニーカーで避難することが好ましい。
そして、もう1つのポイントは、傘をさすことは避けるということ。
これは、何となく察しがつくだろうと思う。
そう、傘が台風の強風にあおられて危険な為だ。
傘は畳んで、つえの代わりにして避難するのが良い。
服装は、ジーパンを履いてぬれると重くなるので、ポリエステルなどの軽い素材で避難することを推奨ひている。
<所持品はどうするのか>
持ち物にも一工夫が必要で、その中でも現金は大切になって来る。
タオル、着替え、スマートフォン、充電器、食料品、水、常備薬などを非常用バッグに入れている人もいると想定すると、これらの持ち物に加え、今の季節は汗拭きシートや虫よけスプレー、携帯型扇風機などの暑さ対策のものも加えると良いということ。
現金は、最近は持ち歩く人は随分減ったが、現金も大切で、これは、台風によって停電や通信障害が発生でキャッシュレス決済やクレジットカードが使えない場合がある為だ。
<まとめ>
現金所持は盗難リスクもあるが、例えば自動販売機が使えない場合を考えると、1万円札ではなく細かい千円札や小銭を用意するのが良いだろう。
この細い準備は意外と無警戒になりがちなので、頭に入れておくべきかと思う。
防災アドバイザーいわく、前倒しの準備、前もっての避難が何よりも大切なのだと。