body&mental care support diary

心と体のバランスを大切にするブログ

「その割合はなんと9割」

<驚きの確率>

メンタル不調の休職経験者の9割以上が復職後にストレスを実感してるという。

では、現れるその症状は、一体どんな症状なのか。
原因なトップは、ズバリ「職場の人間関係」だ。

しかも、休職経験者の97%がストレスを実感。
メンタルヘルスの不調により休職した経験のある全国の20~60歳の会社員100名を対象にインターネットで実施した、 ストレスコントロールに関する調査の結果によると、ほぼ100に近い値が出ている。

<ストレスコントロールに関する調査>
企業に所属する全国の20~60歳のなかで、メンタルヘルスの不調により休職した経験のある人を対象に、直近1年間でストレスを感じたことがあるか聞いたところ、97%の方が「ある」と回答。

メンタルヘルスの不調から回復し復職した人でも、ほぼ全ての方が復職後にストレスを実感していることがわかっている。

直近1年間の中で感じたストレス、その際、現れる症状について聞いた結果は次の通り。

①気疲れする→67%

②不安感→59%

③イライラする→58%

④不眠→53%

⑤意欲の低下→53%

①の回答した人がもっとも多い結果に。

その他の回答は拮抗し、半数以上の人が回答。

<ストレスを感じた時に現れる症状>
ストレスを感じる原因は、半数以上の人が「職場の人間関係」と回答。

先に述べた結果から、職場での人間関係で気疲れをしてしまいストレスを溜めている方が多い事が伺える。次いで、「将来の不安」「仕事や業務内容」「自身の健康・体調」などの回答も多い結果となっている。

ストレスを感じた際に相談する相手として家族が最も多く45%となっている。

ただ、誰にも相談しないと回答した人もおり24%の割合だ。

つまり、ストレスを感じた際に76%の人が誰かに相談している事になる。

<相談相手は環境の違う人の方が良い?>
一方で、相談相手は上司や同僚と回答した人が一番少なかったことから、前問までの結果より、職場での悩みやストレスが多い事を考えると違う環境の方に相談したい気持ちの表れが強い。

ストレスを感じた際に、ストレスを緩和する為に取った行動を聞いた調査では「休息を取った」(54%)と回答した人が1番多く、次いで「自分の好きなことに取り組む時間を作った」(36%)「身近な人に相談した」(33%)と回答した人が多くいるという。

仕事が終わった後に趣味や自身の自由な時間を作ることで、上手くストレスを緩和している人が多いのではないか。

<まとめ>

調査では、休職経験者の人は職場での気遣いから人間関係に悩まれている人が多い事が分かり、近年、ストレス社会と呼ばれ、97%の人が直近一年間でストレスを感じている事から、余暇の時間に上手くストレスをコントロールできるかが重要になっている。

又、ストレスを緩和するために専門家に相談している人が29%もいるという。

つまり、ひとりで抱え込まずに専門家に相談することも手段のひとつだ。

ストレスを感じた際に、それを緩和する為に取る行動はメンタルケアへの重要な鍵を握っている。

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