<自分を守ろうとするサイン>
いきなりな話だか、ネガティブ思考とその上手な付き合い方の話をしたいと思う。
精神科医から教わるその方法は…
我々は日々、様々な思考が頭の中を行き交う。
楽しいこと、嬉しいこと、悲しいこと、心配なこと、過去の後悔や未来への不安など。
ただ、時には何故こんなにネガティブなことばかり考えてしまうのか、と悩んでしまう事も…
でも、実はネガティブな思考は悪いものではなく、心が自分を守ろうとしてくれているサインを表しているのだ。
<少し立ち止まって考えて見る>
ネガティブ思考のメリット。
一般に心配事や後悔は、ネガティブ思考とされる。
ただ、考えようによっては、今後起こるかも知れないリスクに備えよと、心が教えてくれている状態と捉えると良い。
後悔が浮かんだ時、次は同じ失敗をしないぞという意図が隠れていると考え、ネガティブな思考は心からのメッセージなんだと解けば良い。
<ネガティブ思考は一概に悪いものではない>
時に自分を助けるメリットになる場合あり。
ネガティブ思考に囚われ過ぎて動けなくなったり、自分を責め続けてしまったりするのはつらいこと。
その為には、ネガティブな思考と上手く付き合う方法を知っておきたい。
ネガティブ思考との上手な付き合い方は、ネガティブ思考を否定せずに受け止めること。
ネガティブ思考を必ずしも否定する必要はなく、またネガティブな事を考えてしまった…と自己嫌悪に陥るのではなく、自分は今、こんな風に感じているのだ、この考えはおそらく自分を守る為のものだ、と受け入れる意識を持つべし。
ネガティブ思考と上手く付き合う上で、この意識が非常に大切な一歩となる。
<どうしてもネガティブ感情を受け入れられない時>どうやっても無理な場合、ジャーナリングという瞑想を行う。
この瞑想は、ネガティブな感情と向き合うのにとても有効とされている。
STEP1→ 今何を考えているか、思考を書き出す。
とにかく心に浮かぶ事を正直にそのまま、評価せずに書いていく。
STEP2→ どんな気持ちがあるのか感情に注目する。
思考と感情は、似て非なるもの。
思考は知識や経験をもとに考えること、だとすれば
感情は物事や相手に対し自然に湧き起こる気持ち。
思考ではなく感情に意識を向けてみる。
悲しい、焦っている、罪悪感がある、イライラしている、など。
STEP3→ 自分にやさしい言葉をかける。
<まとめ>
落ち込んでる自分に対して、やさしい言葉をかけてあげるのは、ジャーナリングを通して、頭の中のネガティブな思考を外に出して客観的に見つめることが出来る。
頭の中でネガティブをどうにかしなきゃと考えているよりも、ずっと自然に、自分を受け入れる感覚が育っていく。
ネガティブな思考と上手く付き合っていくには、時間がかかるかも知れない。
ゆっくりで全然良い、焦らず、自分の心に寄り添いながら進むことが大切。