<便通と健康について>
便通は健康のバロメーターといえるほど、体にとって大切なこと。
多くは、便秘や下痢を軽く考えている。
しかし、生活習慣の見直しや食生活の改善が必要だったり、消化器の異常を表すサインであったりもする。
お通じのトラブルを解消するには、その仕組みを知り、ゆとりを持った規則正しい生活習慣を身につけることが重要となる。
お腹が発する不調信号を正しく理解し、早めに対処することが健康を保つことに繋がる。
<便になり排泄までの流れ>
食べ物は、胃・十二指腸で分解されて小腸に流れる。小腸で必要な栄養素が吸収され、その残りの液体は大腸に入り、右半結腸で水分が吸収され、左半結腸で徐々に固形状になり、その後S字結腸に溜められて、そこから便になるまでには24~72時間かかる。
朝起きて脳が目覚めると、結腸が排便を送り出すぜん動運動を始め、食べ物が胃に入ると結腸へ指令が伝わり、ぜん動運動が活発に、そして、便が直腸に達し便意が起きる。
<便何よく出る人の特徴>
便が良く出る人は、食生活や生活習慣に似た特徴があり、具体的な特徴は以下の通り。
・日々の食生活に気をつけている。
・規則正しい生活をしている。
・十分な水分を摂取してる。
・運動により腸が活性化している。
・あまりストレスを貯めない。
日々の食生活に気を付けていると、腸内環境が整い健康的な排便が出来る様になる。
バランスの取れた食事は腸内環境を整え、スムーズな排便を助ける。
腸内環境を整えるには、食物繊維が豊富な食品や発酵食品がお勧め。
便が良く出る人は、規則正しい生活をしている傾向があり、生活のリズムが整うことで、心身ともに安定した状態を保てている。
便通に限らず、健康のためには規則正しい生活が重要。
十分な水分を摂ると便が柔らかくなりので体内の水分が不足すると、腸内の便から水分が吸収され、水分が抜けた便は硬くなり、スムーズな排便がしにくい。
適切な水分補給は、特に起きてすぐにコップ一杯の水を飲むと、腸が刺激される。
水分摂取量の目安は成人であれば、1日1.5〜2リットルが理想的です。水分は水だけでなく、スープや水分を多く含む果物からも水分を補給出来る。
運動をしている人は腸の動きが活発になり、便通が良くなる傾向がある。
例えば、1日30分程度のウォーキングをするだけで、腸に適度な刺激を与えられるし、ヨガで「ねじりのポーズ」や「猫のポーズ」をするのも良い。
腸を直接マッサージするので排便のサポートに役立つ。
ストレスを溜めない生活も腸内環境が整い、健康的な排便に役立つ。
ストレスは腸の動きを調整する自律神経に悪影響を与えるので、意識してストレスを貯めないようにしている人は、およそ以下の様なことを習慣にしている。
・マインドフルネスや瞑想
・趣味やリラクゼーション
・十分な睡眠
便秘に悩ま時はストレス対策を意識してみると良い。
<理想的な排便とは>
理想的な排便は1日1回とされる。
しかし便が良く出る人の排便回数や排便リズムは様々。
自分のペースで体に負担がなく排便できていれば、問題はなく、重要なのは便がすっきりと出てくるかどうか。
便に形があっても、硬すぎたり血液が混じっていたりする場合は要注意。
便が出過ぎたり、明らかに便に異常があったりした場合は、医療機関の受診をするべし。
排便について考える際は、快適に排便できているかに注目すると良い。
<まとめ>
ストレスと排便の関連性は、ストレスは自律神経を乱し、腸内環境に悪影響を与えるので、腸内の善玉菌が減少し、便秘や下痢を引き起こす可能性がある。
マインドフルネスや瞑想、十分な睡眠などでストレスを軽減することが、健康的な排便に繋がる。
又、排便で注意すべき症状は先にも述べたが、硬過ぎる便、血液が混じる便、泥状や水様便、重ねて激しい腹痛、継続的な便秘や下痢は要注意。
これらの症状が続く場合は、医師に相談するべし。
さて、あなたのお腹はSOSを発していませんか?
便通に不快な症状がある場合、誤った生活習慣や食生活をしていることや、腸の働きに何らかのトラブルが起きている可能性があるので、さあ、これからは快便度をチェックして行こう。
