body&mental care support diary

心と体のバランスを大切にするブログ

不定愁訴って何?

<自律神経の乱れから起こる症状>

自律神経の乱れが長く続いてしまうとやがて起こる症状がある。

それは「不定愁訴」や「心身症」をいう。

これらは、日常生活の生きづらさが身体症状として現れたものだとされる。

<不定愁訴>
不定愁訴とは、反復して起きている身体の訴えや症状のこと。

それがどこかの身体又は器官での病気の現れにはならないものだという。

倦怠感や不眠、疲労感、多汗などの全身症状、イライラや不安、抑うつ気分、パニック障害などの精神症状、局所の症状が区別され、又、自律神経失調症とは、本来は、内臓を調整する自律神経系が体内でうまくコントロールされていないことによって引き起こされる、数々の症状を指す。

<機能性身体症候群>
元々、不定愁訴と呼ばれてきたものは、最近、医学的に説明困難な症状(MUS)などといわれ、更に機能性身体症候群(FSS)などと称して特定の診断名や症候群が名付けられているものもある。
うつ病など精神科の病気になると、それに伴い身体のどこかに関する訴え、つまり身体愁訴)が出て来るが、その背景に身体や器官自体の病気があるわけではないので、胃が痛いといってもすぐに胃潰瘍にはならず、ところが病気なのか本人が神経質ゆえに感じているのか、なかなか判断が難しいもの、例えば食欲がないと非常に強く訴える機能性ディスペプシア、胸は痛いが心電図に異常はない非心臓性胸痛症、リウマチの線維筋痛症なども病気なのか精神的なものなのか分からないような微妙なもの、これらは機能性身体症候(FSS)に属するのだ。

<心身症>
心理社会的要因が大きく関わる身体疾患の中でその発症や経過に臓器や器官に異常が現れる病態をいう。

ただ、神経症、うつ病など他の精神障害に伴う身体症状は除外される。
例えば胃潰瘍は、機能性ディスペプシアと違い実際に胃に穴が開いている状態。

これは単なる不定愁訴ではなく、ストレスの結果として身体が病気になっている状態をいう。

心身医学によると、内科・消化器系なら胃・十二指腸潰瘍、内分泌系なら甲状腺機能亢進症や糖尿病など、一般的な内科の病名が心身症的な現れかたをしているという意味で「心身症」というグループに属し、その病気の背景に、何か心理社会的な要因があるという見方をし、その点も含めて解明を図るというスタンスで治療にあたるもので心療内科医の専門領域でもある。

<自律神経のバランスを整えて快適な毎日を>

自律神経にストレスがかかるとバランスが崩れ、交感神経が優位になり、なかなか回復モードになない。

先ず規則正しい生活と、ストレスの解消、発散法を知ることが、自律神経のバランスを整える為に大切。

昼間や平日は交感神経優位、夜間や休日はその逆の副交感神経が優位になるよう、1日単位、1週間単位でバランスを取ることも大事。

<規則正しい生活>
食事の時間を安定させ栄養バランスに気をつける。

朝は起床後1時間、夜は21時より前にとる。昼を抜くとストレスが高まるので、食べ過ぎない程度に摂る。

朝の起床時間を一定にし、夜は眠くなったら床につく
クセをつける。

睡眠時間は人それぞれ、5時間以上9時間未満で自分にとっていい時間を決める。
昼寝は、15時までに20分以内が理想。
部屋の電気は消して、静かな環境で眠る。寝る前にスマホは見ない。
又、寝る前のアルコールは避ける。
午後眠らない様にする為、昼休み中の日光浴と軽いストレッチすると良い。

入浴で疲労回復、ぬるめの湯、10~30分程度つかり、浴槽内で身体を伸ばす。
ラジオ体操、太極拳など、一定のリズムで身体を動かすリズム運動を取り入れると効果的。
<ストレスマネジメント>

自分に合ったストレス対処を見つけるべし。
感覚器官→音楽を聴いたり、映画を見たりする
運動器官→スポーツや身体運動
言葉→誰かと会話する、気持ちを文章にする
気分転換→散歩、買物、森林浴、ゲームなど
休息→横になる、昼寝をする
相談→人に悩みごとを聞いてもらう
薬を飲む→安定剤を服用する
ストレスマネジメントの方法は多義に渡る。
不安や緊張が強い時、自己暗示をかけ、身体をリラックスさせる自律訓練法、気持ちを発散させる為に思い切り笑うこと泣くことも効果的。

また自律神経症状に効果があるといわれる漢方、医療機関に行くほどでない症状の場合は、薬局で相談してみるのも良い。

<物の見方を変えてみよう>

認知行動療法、ストレスになると思うものも、人によって受け取り方が異なり、対人的なストレスなどに対し、物の見方がひとつではないことに気付き、これまでとは違う対処法をとることでストレスを軽減しようとする方法をいう。
例えば、試験の前にイライラしたり不安になったりするのは、100点が絶対条件だからとする。

それを100点を取る必要はない、合格は80点で十分と少し目標を下げてみると気分が軽くなる。

<まとめ>
もっと分かりやすく例えると、コップの水が半分しかないと捉えるか、半分もあると思うのか。

むまり「しかない」より「もある」と考えた方が、楽になれるということ。
ひとつのことを見るのに、様々な見方がある。

ハードルを下げたり、見方を変えてみるのも、心の健康には良いとされている。

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