<見事な連携プレー>
修学旅行中に痴漢をした疑いがある男の逮捕に貢献した先生と生徒の素晴らしいニュース。
先日、奈良県警は埼玉の教諭や生徒らに感謝状などを贈呈した。
教諭が取り押さえ生徒が交番に伝えるという見事な連携プレーをやってのけたのだ。
学校関係者は「悪いことを見逃さないということを体現してくれた」と評価したという。
<2泊3日の修学旅行で京都や奈良を訪れる>
生徒達は、奈良市の東大寺を見学し奈良県斑鳩町の法隆寺に行く予定だったという。
引率の教諭は東大寺の見学を終え、JR奈良駅で大和路快速に乗車。
約15人の生徒とJR法隆寺駅まで電車に揺られ、
法隆寺駅で下車した際、ホーム上で痴漢を追い掛けている女子中学生を目撃。
<行かなきゃと思って追い掛けた>
教諭は、ホームの端から線路に降りて別のホームの方向に向かう男を約100メートル追跡し、駅敷地内で取り押さえた。
男を取り押さえた頃に、駅まで教諭と一緒に来ていた3年生の生徒が2人、駅前の交番に「痴漢があった、先生が線路の方に追い掛けていった」と申告。そして、教諭が駆け付けた警察官や駅員に男を引き渡した。
<迷惑防止条例違反容疑で逮捕>
同署によると、男は快速列車内で座っていた女子中学生の横に座り、太ももを触ったという。
県迷惑防止条例違反容疑で逮捕され、奈良地裁に起訴された。
<宿に戻ると生徒の優しさに感動>
生徒らは法隆寺の見学に向かったが、教諭は警察に事情を説明する為、法隆寺には行けなかった。
しかし宿に戻ると事情を知っていた生徒から「かっこよかったです」と法隆寺が描かれたタオルやクッキーをお土産でもらったという。
その時、教諭は「素直にうれしい、目の前でトラブルが起きたとき、生徒が行動できるようになるきっかけになれば」と話し、通報した生徒2人も「解決できて良かった」「逮捕に貢献できてうれしい」と振り返ったそうだ。
教諭は「生徒が警察を呼んだと知ってうれしかった」と笑顔を見せ、同校の校長も「困っている人を助けるということを、教員も生徒も体現してくれた」と評価した。
<まとめ>
教師と生徒が連携した素晴らしい逮捕劇。
しかし現行犯逮捕には危険と隣り合わせ、言葉ではなく行動で生徒のロールモデルとなってるところが素晴らしい。
口だけの先生には生徒はついていかない。
事件解決後に生徒がクッキーを教師にプレゼントした事はとても思いやりのある行動、なかなか出来る事では無い、称賛に値する。
最近、教諭のみだらな行為のニュースが多い中、この様なニュースを知るとホッとする。
【本日の動画】https://youtu.be/DxiT-9odOsA
刺し網で魚を捕る