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心と体のバランスを大切にするブログ

「会社を辞めたくなる環境」

<離職する環境について>

仕事をこなす能力が高い社員が離職する時、今いる会社にこだわらなくてもやっていけると判断し、この会社にいる意味はないと思えばすぐに退職してしまうケースは少なくない。

つまり、会社からすれば、辞めてほしくない人ほど辞められる。

社員が退職を決断する環境があり、それには、会社を離れる決断をする引き金として、良くある3つの理由がある。

<評価制度>

1つめに挙げる離職の引き金は評価制度。

能力の高い社員が離職を決断する瞬間は数あれど、その最たるものは自分に下された評価に納得がいかない時で、プロ意識が高く、結果にこだわるタイプは、当然、それによって昇給や昇進を手にしたいはず。

結果を残しているのに満足のいく対価を得られなければ、自分を認めてくれる会社に移りたいと考える。

つまり、評価制度がない、あっても曖昧な会社ではエース社員が離職しやすいと言える。

<一個飛ばしのコミュニケーション>

離職の引き金、2つめはコミュニケーション。

例えば、社長が部長を無視して課長や係長に指示を出したり、部長が課長や係長だけではなく現場のメンバーにまでアドバイスをしたりするようなコミュニケーション。

コミュニケーションを一個飛ばしによって無視された社員は、自分の存在意義を見いだせなくなるため離職を考えるようになる。

<指示がよく変わる上司>

3つめに挙げるのは、上司が指示を頻繁に変え、ゴールが見えなくな時。

指示の内容が頻繁に変わる上司に疲れて離職する。

例えば、初めは、思う様にやっても良いよと言っていたのに、途中から、このやり方では駄目だと上司が口出しをしてくるケース。

上司の指示が曖昧なために社員が、どうしたら良いでしょうかと確かめと、それくらい自分で考えろと言われ、最後に文句を言ってくる。

社員はどうしたら良いか分からず、心理的安全性が脅かされる様になり、社員は離職をためらわなくなる。

<まとめ>

曖昧な評価制度とは、評価項目が上司のさじ加減で評価はどうにでも出来てしまう為、成績が低くても評価者に媚を売る社員が昇給出世し納得いかない。

理想の評価制度は、何をしたら、どの様な評価を得て、どう給料に反映されるのかが事前に分かっている状態。

一個飛ばしの指示は最悪。

板挟みになった本人の心中たるや察するに余りある。

指示が頻繁に変わるのも意味が分からない。

社員は決められたルールの中で目標達成に向けて創意工夫を凝らし、自分なりに背一杯努力する様になる。原則は、組織のルールに個人が合わせる、これが逆になっては駄目だろう。

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