<試してみたいのは>
親指で肩甲骨を触れることが出来るか。
触れない人は肩甲骨周りの筋肉がガチガチに固まっている証拠。
体が硬い人でもできる簡単なストレッチ方法で肩甲骨が発掘できる方法を探る。
ガチガチ肩がふにゃふにゃになって肩甲骨がみるみる浮き出るようになれば最高。
<実はここが硬い>
肩甲骨が埋もれている人はここが硬い。
肩甲骨が埋まっている証拠の根拠は、手の親指で肩甲骨を触れるかどうか。
触れないのは肩甲骨が埋まっているのは脂肪のせいだと思いがち。
でも実際に痩せている人でも肩甲骨が浮き出ない人もおり、肩甲骨にはたくさんの筋肉が付着し、その中でも埋もれた肩甲骨を出すためには菱形筋を動かすことが重要。
菱形筋とは肩甲骨と背骨の間にある筋肉で、肩甲骨の開閉の動きに関わっている。
スマホやパソコン作業は、両腕が体の前にある状態や、デスクワークによって長時間同じ姿勢をとり続けることが多いので菱形筋を使う機会が少ない。
菱形筋は体の前側の胸筋とバランスを取り合っているのですが、菱形筋が引っ張られた状態だと胸筋が縮こまるので猫背になってしまう。
菱形筋を使えるようにするには、同時に小胸筋も緩めなければならない。
小胸筋を伸ばすには腕を外に回す動きが有効。
そんな肩甲骨がみるみる浮き出るストレッチがある。
ガチガチ肩がふにゃふにゃになる、肩甲骨が浮き出る発掘ストレッチだ。
<肩甲骨寄せ>
1)四つん這いになる。
2)両手を肩幅より外に突き、指先は外に向ける。
3)肩の力を抜き、肩甲骨を寄せる、手で床を押して背中を天井に近づけるようにして肩甲骨を離すを繰り返し、60秒ほど続けて行う。
<肩甲骨持ち上げ>
1)正座の姿勢になる。
2)片手を横につく。
3)指先を外向きにし、その腕の方に持たれるようにすると肩甲骨が持ち上がる。
4)指先を内側に3と同様にもたれるようにして肩甲骨を上げる。
5)3~4を5回ずつ行う。
<胸を張って肩甲骨寄せ>
1)正座の姿勢になる。
2)両手を後ろで繋ぐ。
3)繋いだ拳を斜め下に引っ張りながら胸を張る。
4)一度緩めて再度胸を張るのを繰り返す。
胸を張る時に腕を外に回す意識をしてより胸周りの筋肉を伸ばし、肩甲骨が寄せ合いやすくなるように。60秒ほど続けて行う。
<まとめ>
ストレッチの前に痩せたおいた方が良さそうだ。
後ろで手を組んで肩甲骨を寄せる動きは、実際やってみると肩甲骨の間に肉がつき過ぎて驚いた。