<血流がカギを握る>
運動をすると何故、脳のワーキングメモリは活性化されるのか…
運動をすると体全体の血流がよくなり、脳を巡る血液量も増えるからだ。
ワーキングメモリの中枢である「前頭前野」や記憶を司る「海馬」は元々、血液量が特に多い場所だから、ここの血流が低下すると老化は進行が早くなり易い。
だから、それを防ぐためにも日常的な運動が欠かせなかなってなるのだ。
<総合的にみると>
様々な研究結果を総合的に判断すると、具体的には、多少汗ばむくらいの早歩きを1回20分程度、これを週に3回以上続けるのが効果的なのだそうだ。
他には、エアロビクスなども有酸素運動なので、十分OKだと言われている。
又、運動を行う時、日光を浴びて運動するとより効果的だという。
これは、光を浴びると認知症の発症率を下げるビタミンDの合成が促されるからで、ビタミンDには、うつ病のリスクを下げる効果もあるから、特に日中の屋外でのウオーキングを習慣化しておくと良い。
食事において、イチゴやブルーベリーは何故脳の活性化に良いのか…
これは、抗酸化作用が認知機能にプラスに働くからだ。ビタミンDは不足すると認知機能の低下が早まるという報告もある。
魚を積極的に食べたり、日光に当たったりしてビタミンDをしっかり補うのが良い。
<まとめ>
最新の研究では、腸内細菌と認知機能との関係も指摘されているらしい。
脳の為にも腸内環境を良くしておくべし。